今回は、車好きのみなさんにも、そうでないみなさんにも楽しい、
プジョー博物館 Musée de l'aventure Peugeot をご紹介します!
ライオンがトレードマークのプジョー
フランス車と聞けば、まずプジョーを思い出すのは私だけじゃないはず!
1975年~1995年まで使われていたロゴ |
何を隠そう、プジョーはフランシュ・コンテから生まれた会社!
私の住むモンベリアーの隣町、Valentigneyヴァロンティニェが発祥で、
当時プジョー一家は製造業を営んでいました。
1930年代にあった8つの工場は、 今も姿を変えてほとんどが運営しています。 |
創設は1810年。
当初はコーヒーミルやペッパーミルを作っていたプジョー。
最初は、車の会社ではなかったんですね!
1840年から作られていたコーヒーミル |
初代のペッパーミルたち |
1852年~1870年まで、
クリノリン(Crinoline)という、スカートを膨らませる骨組みを作っていました。
1858年には月に25000個のクリノリンを製造していた。 |
製造業だったプジョーを、自動車メーカーにしたのが、この方。
最初の社名は、"Les fils de Peugeot Frères"でした。(「プジョー兄弟の息子たち」という意味)
創設者のアルモン・プジョー氏 |
最初は自動車ではなく、自転車を製造。
1882年から作られていた自転車は、こんな形!
"Le Grand Bi"と呼ばれている。 |
1905年~1918年台のコレクション
Style 69 Bébé |
イタリア生まれEttore BugattiのデザインしたBébé Peugeot(1913年) |
子供用もありました! |
初代左ハンドル車、Peugeot 163 (1923年) |
パリ・モーターショーに出展された、当時最新のモデルPeugeot 401(1935年) |
201カブリオレ 屋根を開けると4人乗りになるのが特徴(1930年) |
色と形がかわいい!! |
302カブリオレ 20年代~30年代によく見られたスタイル(1936年) |
Peugeot 404 |
この時代のモデルがお気に入り! |
映画「タクシー4」で使われていたPeugeot407 |
200年以上の歴史があるプジョー。
さすが、見ごたえのある内容の博物館でした!
プジョー博物館ホームページ