from a small town in france
Monday, 27 May 2013
ロンシャンの礼拝堂|Capel of Notre Dame du Haut
ロンシャンの礼拝堂
ル・コルビジエ Le Corbusier によって設計されました。
本名はCharles-Édouard Jeanneret-Gris モダニズム建築のパイオニアとして有名な建築家です。
ロンシャン Ronchamp はフランシュ・コンテ オート=ソーヌ県 Haute-Saône の町。
町に入ると、遠く丘の上にあるこの礼拝堂が目に入ってきます。
礼拝堂とは思えない、モダンなデザイン。
もともと同じ場所にあった礼拝堂は、第二次大戦中に完全に破壊されてしまったそうです。
今年のフランスはとても寒い日が続いています。
今日も、とっても寒かった!
それでもたくさんの観光客が来ていて、コルビジエの建築家としての知名度の高さを知りました。
アクセス
パリ東駅 gare de l'est - ベルフォー駅 belfort
ベルフォー駅からTERでロンシャン駅まで
ロンシャン駅から礼拝堂まではタクシーで行くのがよさそうです。
Monday, 15 April 2013
フランシュ・コンテの世界遺産|アル=ケ=スナンの王立製塩所|The Royal Saltworks at Arc-et-Senans
フランシュ・コンテには、世界遺産に登録されている場所が3つあります。
昨日はその一つ、アル=ケ=スナンの王立製塩所に行ってきました。
There are 3 UNESCO World Heritage Sites in Franche-Comté.
Yesterday, I went to one of the world heritages called
'The Royal Saltworks at Arc-et-Senans'.
Yesterday, I went to one of the world heritages called
'The Royal Saltworks at Arc-et-Senans'.
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小さな村、Arc et Senans
無人駅のペイントのはがれた、色あせた雰囲気がいい。
Arc-et-Senans is a small village.
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突然現れた、立派なエントランス。
Suddenly, a big gate appeared.
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無造作に見える石の積み方も、計算されているんだろうな。
It looks like the stones were randomly pilled up.
But it must have been calculated.
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門の向こうには、
製塩所長宅(la maison du directeur)と呼ばれる建物と、
広い庭が広がっている。
Beyond the gate, there is a beautiful building called 'a Director's house'.
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photo| © Saline Royale d'Arc-et-Senans |
1982年に世界遺産に登録されたこの王立製塩所は、
ルイ15世の任命により、
当時王室建築家だったクロード・二コラ・ルドゥー(Claude Nicolas Ledoux)
によって設計されました。
実際に建てられたのは、ルイ16世の時代(1775~1779)と言われています。
This saltworks was added to the list of World Heritage Sites in 1982.
The architect was Claude Nicole Ledoux who was a Royal architect.
This saltworks was added to the list of World Heritage Sites in 1982.
The architect was Claude Nicole Ledoux who was a Royal architect.
In 1771, Louis XV appointed Ledoux Commissioner of the Salt Works of Lorraine and Franché-Comté.
Actually this was built in 1775-1779 Louis XVI's era.
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photo| vents du futur |
もともと、製塩所で働く従業員とその家族が、ここで生活することを想定して設計されました。
The site is a rare example of early industrial architecture based on a utopian plan.
The site is a rare example of early industrial architecture based on a utopian plan.
上から見ると半円形になっているのですが、
最初の計画では、製塩所を中心に円形の都市ができるはずでした。
が、製塩所の経営悪化で完成にはいたりませんでした。
This site was supposed to be forming a perfect circle,
but the project never finished.
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当時としてはかなり斬新なアイデア/デザインだったようです。
The project was ambitious, innovative, and a break with traditional approaches.
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今では、製塩所としてより、建築物として有名なこの世界遺産。
高い塀で囲まれ、規律正しく設計された大きな建物と、
牧場の広がるのどかな村が対称的。
Nowadays this Royal Saltworks is more famous for its architecture than for the industrial activity.
建築好きの方、フランシュ・コンテに来た際にはぜひ!
If you are interested in architecture, it's good to see the masterpiece of Ledoux here.
If you are interested in architecture, it's good to see the masterpiece of Ledoux here.
(敷地内には、観光客向けのホテルやレストランもあるようです!
宿泊施設がある世界遺産は数少ないのでおススメ!!)
(This site is one of the very few World Heritage Sites to offer accomodation to visitors and groups!)
宿泊施設がある世界遺産は数少ないのでおススメ!!)
(This site is one of the very few World Heritage Sites to offer accomodation to visitors and groups!)
Monday, 1 April 2013
イースター
昨日はイースターでした。今日は振り替え休日で、街も静まり返っています。
ちなみにフランス語でイースターは「pâques パック」といいます。
Did everyone have a good easter?
そして、サマータイムも始まりました!日本との時差は7時間。
Daylight saving has started.
まだ寒いけど、花も咲き始めてますよ!
I found little flowers in a parc near my apartment.
素敵な一週間を!
Have a great week!
Wednesday, 27 March 2013
27/03/2013
最近、ほとんど晴れたことがないけど、
今日は、空を撮ってみた。
少し、青空がのぞいていました。
Cloudy these days.
Blue sky appeared at times though.
フランシュ・コンテの冬は長い。
でも、少しずつ日が長くなっています。
Winter is long here.
But day light hours are getting longer little by little.
アパートの窓辺に、花を飾るのが待ち遠しいこの頃です。
Almost time to start little window gardening!
Tuesday, 26 March 2013
冬の風景
フランスの中でも特に寒い、フランシュ・コンテ地方。
今年は雪が多かった!
Franche-Comté region has a long and hard winter time.
Especially this year we had many snowy days.
近くを流れるドゥー川 (Le Doubs)は、
この日とっても静かで、時間が止まっているようだった。
Doubs River flowed silently.
I only could hear snow falling down from trees sometimes.
I only could hear snow falling down from trees sometimes.
朝、晴れた日の雪景色は、感動するほど美しいですよ!
Morning light and snow covered field are a perfect match.
でも、今年も、もう少しで冬が終わりそうです。
See you, Mr Winter. Hello, Mr Spring.
Saturday, 19 January 2013
フランスの車といえば・・
今回は、車好きのみなさんにも、そうでないみなさんにも楽しい、
プジョー博物館 Musée de l'aventure Peugeot をご紹介します!
ライオンがトレードマークのプジョー
フランス車と聞けば、まずプジョーを思い出すのは私だけじゃないはず!
1975年~1995年まで使われていたロゴ |
何を隠そう、プジョーはフランシュ・コンテから生まれた会社!
私の住むモンベリアーの隣町、Valentigneyヴァロンティニェが発祥で、
当時プジョー一家は製造業を営んでいました。
1930年代にあった8つの工場は、 今も姿を変えてほとんどが運営しています。 |
創設は1810年。
当初はコーヒーミルやペッパーミルを作っていたプジョー。
最初は、車の会社ではなかったんですね!
1840年から作られていたコーヒーミル |
初代のペッパーミルたち |
1852年~1870年まで、
クリノリン(Crinoline)という、スカートを膨らませる骨組みを作っていました。
1858年には月に25000個のクリノリンを製造していた。 |
製造業だったプジョーを、自動車メーカーにしたのが、この方。
最初の社名は、"Les fils de Peugeot Frères"でした。(「プジョー兄弟の息子たち」という意味)
創設者のアルモン・プジョー氏 |
最初は自動車ではなく、自転車を製造。
1882年から作られていた自転車は、こんな形!
"Le Grand Bi"と呼ばれている。 |
1905年~1918年台のコレクション
Style 69 Bébé |
イタリア生まれEttore BugattiのデザインしたBébé Peugeot(1913年) |
子供用もありました! |
初代左ハンドル車、Peugeot 163 (1923年) |
パリ・モーターショーに出展された、当時最新のモデルPeugeot 401(1935年) |
201カブリオレ 屋根を開けると4人乗りになるのが特徴(1930年) |
色と形がかわいい!! |
302カブリオレ 20年代~30年代によく見られたスタイル(1936年) |
Peugeot 404 |
この時代のモデルがお気に入り! |
映画「タクシー4」で使われていたPeugeot407 |
200年以上の歴史があるプジョー。
さすが、見ごたえのある内容の博物館でした!
プジョー博物館ホームページ